琥珀糖・新メンバー募集にあたって
短歌同人誌「琥珀糖」は、詩の質を高め、互いの作品を大切に育て合える場を志しております。
このたび、詩へのまなざしと実験精神に共鳴してくださる新たな仲間を、募集する運びとなりました。
メンバー一人ひとりの声を尊重しながら、個と個の詩が静かに響きあう、風通しのよい雑誌でありたいと願っております。
「琥珀糖」は年一回発行で、短歌にとどまらず、自由律俳句、140字小説、三行詩、ビジュアル短歌など、毎号、ジャンルや形式を超えて新たなことにチャレンジしてゆく詩の実験室を目指しています。
わたくし自身は、塚本邦雄の流れを汲み、加藤治郎に兄事する、現代の前衛歌人です。
歌集に『迷子のカピバラ』、『この巻尺ぜんぶ伸ばしてみようよと深夜の路上に連れてかれてく』があります。と同時に、俳人、自由律俳句作家としての顔も持っています。
近年では、AIとの共詩にも積極的に取り組んでおり、短歌におけるAI活用の可能性にも果敢に挑戦しております。
短歌によるあたらしい表現を志す方、短歌以外の詩型にも関心をお持ちの方、これから短歌を始めてみようと思われている方にも、琥珀糖の扉はひらかれています。
どうか遠慮なく、この新たな詩の場にご参加ください。
琥珀糖主宰 秋月祐一